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夢みるこどもキャンペーン 第14回イベント「夢みるこども基金の森」つくります!

★「自然環境を守る」をテーマに

歯科医院の金属冠リサイクル運動「夢みるこどもキャンペーン」(夢みるこども基金主催)は8月9日、10日の両日、第14回イベントを開催しました。今回の応募作品4,363点の3割が「地球温暖化」「環境問題」を取り上げたことをふまえ、4月の「こども会議」の検討をつうじて「地球温暖化防止と環境保護」をテーマに決定。イベントでは佐賀県唐津市の国有林「虹の松原」での林業体験(9日)、福岡市での「環境こどもサミット」(10日)と、現代の人類にとって最大テーマのひとつである「環境問題」に対して、こどもの立場から、積極的に提案し行動を起こす画期的な取り組みになりました。

★「虹の松原」で松葉かき体験

9日に行われた前夜祭には絵画と作文のキャンペーン入賞者20人が参加。唐津市の海岸にある国の特別名勝「虹の松原」で、佐賀森林管理署の職員から4百年前江戸時代に植えられ、地元の人々に代々守られてきた老若百万本のクロマツ林の大切さを学び、地元の高校生の指導のもとに森林作業「松葉かき」を体験しました。松葉を燃料として使わなくなった現代でも、松林を守るために多くの人々の努力が結集されていることに驚いていました。

★「環境こどもサミット」開催

イベント2日目の午後は、6月の洞爺湖サミットをうけて「環境こどもサミット」を開催しました。午前中に福岡市の保健環境学習室「まもるーむ福岡」を見学したこどもたちは、自分たちの夢とともに、地球環境を守るために自分たちができることは何かを真剣に話し合いました。進行役の基金理事のアグネス・チャンさんは「森林伐採による洪水や資源の争いで世界の多くのこどもたちが犠牲になっている」と語り「環境問題は将来の問題ではなく、今の緊急の問題。生活を変えていこう」と訴えました。

★「夢みるこどもの森」をつくる

協議の途中で基金の古市事務局長が「ビッグニュース」を発表。今後基金が新たに取り組む事業として、
  1. 福岡市内の公園等への植樹
  2. 佐賀県唐津城西側の市有地400m²にマツを植え「基金の松林」にする
  3. 佐賀県内の国有林1haにこどもたちの憩いの森「夢みるこども基金の森」を建設する
という環境保護、緑化推進の構想を披露しました。
参加したこどもたちは「その森にツリーハウスを作りたい」「魚やホタルが棲めるきれいな池を作る」「巣箱をかける」「ビオトープがいいのでは」「果物の木を植えたい」「動物が喜ぶドングリの木も」と、思い思いに「基金の森」の活動への夢を膨らませていました。
サミットではさらに「地球環境を守るための新聞」の発行が提起され、全国のOB・OGが参加して取材、執筆する体制も決まるなど、社会に向けて行動する「夢みるこども」たちの新たなスタートを宣言する意義深いイベントとなりました。
(K)
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