★地震被災の玄海島訪問
歯科医院の金属冠リサイクル運動「夢みるこどもキャンペーン」(主催:夢みるこども基金)の「第13回イベント」が、8月5日福岡市で開催されました。午前中、全国から集まった「こども会議」の19人のメンバーと、同基金のアグネス・チャン理事が、2005年の福岡県西方沖地震で大きな被害を受け、現在も多くが仮設住宅に住んで復興に取り組んでいる玄海島を訪問。島民と交流し、こどもたちを激励しました。それに対し、島の小中学生たちは力強い太鼓の演奏で応え、復興へ希望と島に生きる意欲を表明しました。★「全国の歯科医師が頑張る」
午後のイベントは「都久志会館」を会場に、玄海島から一緒に船でやってきた島のこどもたちをはじめ、一般参加を含めて450人が集いました。中村直福岡県歯科医師会副会長(同基金理事長代行)は「全国の歯科医師がこどもたちの夢の実現のために頑張っていきたい」と、引き続きこの運動に積極的に取り組む姿勢を表明。今年のテーマ「夢」の募集に、全国から応募された4,540点の作文や絵画の作品の中から、作文の最優秀賞に選ばれた堀江浩司くん(福岡・小4)の「いつかみんなと一緒に歌を歌いたい」という夢が、今回のイベント「こども音楽祭」となって実現しました。★夢と希望をメロディーに乗せて
気管支狭窄(きょうさく)で声が出ない堀江くんは、病と闘いながら、自分が通った「きりん幼稚園」の卒園児たちの合唱の指揮者としてタクトを振りました。ほかに、富永祐輔、阪神大震災で被災した神戸のアカペラグループ「HAMOLABA」、吉田美和から贈られた「未来を旅するハーモニー」を歌う玄海島のこどもたちなど、会場は「夢と希望」を失わず生きることの大切さを歌うメロディーがいくつも重なる感動的な音楽祭となりました。 最後にアグネス・チャン理事が「ことしは日本の皆さんへの恩返しの年。そして反戦平和を歌う年にしたい」と、デビュー35周年記念の「ピースフルワールド」を披露し、平和のために「できることから一歩踏み出せば・・・」と訴えました。(K)
夢みるこども基金では、財源になる金属冠を寄贈してくださる「協力歯科医院」を募っています。
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