★「わたしの夢」に4363点応募今年で14年目を迎える歯科医院の金属冠リサイクル運動「夢みるこどもキャンペーン」(夢みるこども基金主催)は、3月30日福岡市で「第14回こども会議」を開催。全国から29人の「夢」を抱いたこどもたちが参加して「わたしのかなえたい夢」作品募集の表彰式が行われました。寄せられた作品は4,363点(作文2,633・イラスト1,730)。作文の最優秀賞に選ばれたのは、東京都・六本木中学校1年の富田光くん、イラストの部では、福岡県・高取小学校4年の坂口まりあさんが選ばれました。 ★大きな夢とやさしさを培って挨拶に立った中村直福岡県歯科医師会副会長(基金理事長代行)は、歯科医院で取り外した金属冠を生かす活動に「いっそうがんばっていきたい」と決意を述べ、参加した受賞者に「人生のなかで大きな夢と人に対する優しい気持ちを培って成長していただきたい」と激励しました。富田光くんは、受賞作「僕の叶えたいこと」を朗読。目、耳、口に障害をもつ妹に「明るい大きな世界を見せてやりたい」という夢を抱きながら、「さまざまな人々とみんな同じように向き合える社会」をめざす思いを訴えました。坂口まりあさんは受賞作のイラストを解説して「将来エンデュランス(馬術競技)のデビスカップに出場し、完走したいです」と夢を語りました。 ★「地球環境問題」にとりくもう続いて開かれた「こども会議」では、参加者の抱く「夢」とともに8月9日、10日に行われる「第14回イベント」の構想が話し合われました。今回の応募作品の3割が「地球温暖化」「環境問題」を取り上げたもので、参加したこども達の関心も高く「キャンペーン」の活動の柱に環境問題をとりあげることを検討することになりました。 会議は基金のアグネス・チャン理事のメッセージとキャンペーンのイメージソング「ドント・ストップ・マイドリーム」「傘の中の夢たちへ」を全体合唱。最後に古市悟事務局長が「今後は歯科医院とともに、ひろく市民への働きかけを視野に運動を広めていきたい」と締めくくり、閉幕しました。(K)
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第14回イベント
環境・自然・動物・途上国 等のキーワードをもとに企画が検討されています。 |