6月12日（木）・13日（金）に、さいたま市・大宮ソニックシティで第46回日本小児歯科学会大会が開催されました。テーマは『子どもたちの未来−いま私たちにできる何かを−』。
　初日の朝は大雨になってしまいましたが、閉場まで人の波が途絶えることがありませんでした。どのブースも熱心に話しを聞いたり、質問する来場者で賑わっており、意欲的な姿勢が会場全体を熱気で包んでいたように思います。
　また、昭和大学歯学部口腔衛生講座の向井美惠教授の宿題報告「小児歯科が推進する食育支援」では、『食育とは、医科でも歯科でもなく、“生活”をベースにした国民運動である』と話されました。そうした中で、歯科の専門的な知識を活かしながらどうかかわっていくか…。食を通して自立を促し、マナーとかむ習慣を身につけることなど、改めて大事なことを学んだような気がします。